むし歯をそのままにしておくと、どんどん歯の深くまで進んでしまいます。そして、激しい痛みが出現したときは、むし歯が神経にまで及んでいることが多いです。

この場合、残念ながら、神経を取ることになってしまいます。一度とった神経はもう再生はしません。また神経を取った歯は、栄養分がなくなり、脆く折れやすくなります。神経をとってから、銀歯やブリッジを被せた歯は、その後のお手入れの状態が良くなければ、すぐにむし歯や歯周病が再発してしまいます。

一度神経を取った歯は、寿命が半分以下になると言われています。

そこで、できるだけ神経を取ることがないように、早期発見・早期治療及び、むし歯予防に気をつけていきましょう。


歯の内部の深くまでむし歯が進んでいます


レントゲンでは歯が黒く溶けているのを認めます

抜髄(歯の神経を取る治療)の手順

1むし歯を削ります

むし歯を削っていきます。このとき、むし歯が神経まで及んでいた場合、残念ながら神経を取る治療になります。

2神経を丁寧に取っていきます

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歯の神経は根管という根の穴の中に、鉛筆の芯のように入っています。この神経を、リーマーやファイルという道具を使って、根管の大きさを広げながら、丁寧に取っていきます。

3根管充填

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歯の神経を全て取って、根管の中を十分に消毒した後、根の先まで隙間が空かないようにしっかりと、ガタパーチャポイントという、薬をつめます(根管充填)。

治療例